Glass slipper☩シンデレラボーイは甘く永遠に腹黒に☩
「ひぅ…ん、ぁっ……も、むり……」
行き過ぎる快楽にもう悠里にしがみ付いているのも適わず、ただ戦慄くだけの私。
そんな私を蕩けるような笑顔で見詰めて悠里はくすりと笑う。
「壊すっていったでしょ。」
「んっ、ん………」
高みに追い上げられてあっという間に飛ばされる。
意識をふわふわ彷徨わせていると、引き戻すように唇が貪られる。
上ずった息遣いは悠里も同じ。
何度満たされても直ぐに餓える獣のよう。
ぐったりする私の髪を優しく払って額に唇が触れる。
「ごめんね?だけど繋がってる時が一番幸せ。だって美久の全部が僕の物だって思えるんだもん。」
私を腕に囲い寸分の隙間もない程にピッタリ身体を重ねて、小さく苦悶の溜息を洩らす。
「あーあ…二人でどろどろに溶けて一つになれたらいいのに。美久と僕がそれぞれに呼吸して、鼓動を打って、別々に存在してる事すら時々耐えがたい。」