Glass slipper☩シンデレラボーイは甘く永遠に腹黒に☩
同じ物を見て同じ事を感じて、同じ音を聞いて―――思考さえ全て共有したい。
そんな言葉を聞くととくとくと耳に響く鼓動ですら、私を求めて寂しいと言ってくれてるように聞こえてくる。
こんなに近くにいても、こんなに何度も身体を重ねても、悠里は不安なの?
そんな風に求められるのが嬉しくて、そんな風に想ってくれる悠里が愛おしくて。
ゆるゆると心地よい眠りに落ちていく前に、気だるくて仕方のない腕をなんとか持ち上げて悠里の背中に回す。
「……私は、別々でヨカッタよ?…だって、こんな風に抱きしめられる…」
でしょ?
私と悠里が一人になっちゃったらこんな風に抱きしめられないもの。
「うん……。ふふ、ホントその通りだね。」
やっぱり美久には敵わないな、と楽しげな囁きが軽いキスと共に耳元に落ちたのを最後に私の意識は夢の世界へ落ちていた。
飽和気味の愛情をたっぷり注がれて(身体はややお疲れ気味ですが)
うっかり壊そうとしたところで壊れたりしないんだから。
…こんな非現実な日々を過ごし社会復帰が出来るのかと少々不安ですが。