瑠璃一味のお戯れな学園生活
尚も投擲し続ける羅漢銭。

その数発に。

「むんっ!」

瑠璃は素早い剣捌きを見せる。

床に落ちる357マグナム弾。

弾いたのだと、普通はそう考えるだろう。

ところが。

「!」

床に落ちたその弾丸を見て驚愕する霸龍闘。

弾丸が、両断されている!

「父直伝、啄み(ついばみ)」

瑠璃はその技をそう称した。

まさに啄むが如く、飛翔する弾丸を真っ二つにする。

弾くだけでも驚異だというのに。

究極の見切りだった。

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