瑠璃一味のお戯れな学園生活
値段も輝きも魅力的だった。

最近アクセサリーなんて買っていないし、たまにはこういうのもいいか。

愛は迷わず購入を決める。

早速つけてみた指輪は、彼女の細い指でキラキラと輝いている。

(学園長先生、気付いてくれるかな…『よく似合う』って誉めてくれるかな…)

淡い期待をしてみるものの、学園長がこういう点に関して鈍いのは長い付き合いでよく知っている。

だから自嘲しつつ、彼女は学園長と合流する為にアンティークショップを出て。

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