男になりたい女と女嫌いな男
ビクッとナイスリアクションをして振り返った理央。
俺は土手を駆け下りて理央の隣に座る。
泣き笑いみたいな変な表情をして理央が話し始めた。
「お前さ、理央って呼び捨てすんのは許してるからさ、
理央デジャネイロやめない?てかやめろ」
「ほい。じゃあ理央にしつもーん」
「じゃあってなんだよ!てかなんだよ」
そんな怒るなって。
血圧上がりますぞ、理央デ…じゃなかった、理央。
ちょっと声を抑えて聞く。
「昨日、聞きそびれたけど
なんであの女の人、振ったの?」
理央がはっと息をのんだ。