男になりたい女と女嫌いな男


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理央side


1週間振りに歩く、川沿いの帰り道。


ふと、「りお」とかすかに声が聞こえた。

本当にかすかな小さな声だったけど

りお、と聞こえた。確実に。


辺りはもう暗くなっている。俺は目を凝らして見渡した。


ふと土手のところに人が横たわっているように見えた。


ちくり、と走る嫌な予感。


さらに近づくと見覚えのある制服が見えた。


「純!!」



俺はバッグを投げ出して
横たわる純に駆け寄った。


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