Dead Love Children
この中にもモモカをいじめていた奴らがいるのを知っていたから、イライラしつつも適当に流して、
「あのさ、モモカは? もう帰った?」
とやっと聞きたいことを聞くと、俺の元に集まって来た奴ら全員笑い出して、
「え、あんた知らないの?」
とニヤニヤ顔でそう言ってきた。
「何を?」
と聞くと、そいつらはこんなことを言った。
「あいつ自殺したんじゃん、この前。昨日担任がそう言ってたよ」
それを聞いた俺が、
「は? 何言ってんだ、お前ら」
と答えると、その中のリーダー核のアケミって奴が、ベランダを指差して、
「すごいのあるよ、見て来てみ」
とそう言った。
言われるがままベランダに出てみると、出て右側の方にボロボロになった机とその上に花びんがあるのを見つけた。
近付いてよく見てみると、花びんには花の代わりにバナナとか小さなホウキが突き刺さっていて、机の上には「ヤリマン」とか汚い言葉がたくさん書かれてあった。
他にも机のスミの方が火であぶられていたり、彫刻刀で「死ね」と書かれていたりした。
これを見た瞬間、俺は思わずカッとした。
言うまでもなく、この机はモモカの物だった。
教室に戻り、
「これやったの誰だ?」
と俺がそう言うと、アケミがクラスを見回して、
「ほとんど全員」
とそう言った。
「ちなみに、あのヤリマンって字は私が書いたの」
とアケミが笑って言った時には、俺は完全にキレていた。
「あのさ、モモカは? もう帰った?」
とやっと聞きたいことを聞くと、俺の元に集まって来た奴ら全員笑い出して、
「え、あんた知らないの?」
とニヤニヤ顔でそう言ってきた。
「何を?」
と聞くと、そいつらはこんなことを言った。
「あいつ自殺したんじゃん、この前。昨日担任がそう言ってたよ」
それを聞いた俺が、
「は? 何言ってんだ、お前ら」
と答えると、その中のリーダー核のアケミって奴が、ベランダを指差して、
「すごいのあるよ、見て来てみ」
とそう言った。
言われるがままベランダに出てみると、出て右側の方にボロボロになった机とその上に花びんがあるのを見つけた。
近付いてよく見てみると、花びんには花の代わりにバナナとか小さなホウキが突き刺さっていて、机の上には「ヤリマン」とか汚い言葉がたくさん書かれてあった。
他にも机のスミの方が火であぶられていたり、彫刻刀で「死ね」と書かれていたりした。
これを見た瞬間、俺は思わずカッとした。
言うまでもなく、この机はモモカの物だった。
教室に戻り、
「これやったの誰だ?」
と俺がそう言うと、アケミがクラスを見回して、
「ほとんど全員」
とそう言った。
「ちなみに、あのヤリマンって字は私が書いたの」
とアケミが笑って言った時には、俺は完全にキレていた。