闇の向こう側で~あなたの光を~


「用がないなら帰ります」

そういって立ち上がりドアに向かおうとした。


だが…。


ビュッ。

パシッ。


「何ですか?」


何故かいきなり海って男が殴ってきた。

間一髪で止めたが男に触れている右手が震えてる。



「離してください」



海は私を無視して睨んでくる。

回りの人は驚いて固まっている。



海「なんで止めれた」

そんなことどうでもいいでしょ?

震えてるのが分からない?


この男は少し本気で顔に向かって
拳をつき出してきた。


これが普通の女の子だったら………。

うん、そのままパンチを受けて傷物ね。



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