君恋日記
服一式に佐田くんからのクリスマスプレゼントのネックレス…
これを身にまとい大量のパーティー食材を持ち出す。
何故かあたしの家まで付いてきた4人組も
手伝ってくれてとても助かったんだけどね?
「これ、暮橋一人で作ったのか?」
めったに喋らないつかさくんが喋った…
じゃなくて…
「あたしが作ったんだよ!」
ちょっと自慢げに言ってみた!
「暮橋ちゃん上手いねぇ~★
これどんだけ時間かかった?
てかこの量3人は絶対無理だろ~!!」
「朝から作ったよ!いーじゃん別に
4人も増えるならちょうど良かったじゃない!」
それからたつきくんはじーっと手に持つショートケーキを
大切に持って
佐田くんはひたすら前を歩いてたまきちゃん家までの家路をたどる。
それをあたしたちは喋りながらもついて行く。
今までに無い経験がこれほどもの幸せかを
あたしはまた改めて知り気づかされた。