-RAINY BOY1-
『何を?』
俺が聞き返すと、
『やっぱり知らなかったんだ(笑)自分では、気付かないもんなんだね♪川をよーく見てごらん↑↑』
そう絢芽姫は言い、川を指差した。
見てみると、俺の頭の上には虹がかかっていた。
『マジかよ?!笑 こんなの全然気付かなかった…綺麗……だな。絢芽……ありがとう。俺、晴れの日が好きになったかもしんねぇー…これからも、ずっと一緒にいような…。
つーか、一緒にいてくれよ。』