-RAINY BOY1-

親父は、俺を見て言った。





『そうなのかな?』




俺が首を傾げると、





『うん!思ったように、支えてやんな↑↑多分だけど、落ち着ける“居場所”がほしいんじゃないかな?』




そう親父は言って、下に降りて行った。










居場所…か。確かに、喧嘩ばっかじゃ落ち着ける居場所は、ねぇーよな……。












そんなことを考えていると、絢芽が風呂から出てきて、俺の部屋をノックしてドアを開けた。





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