君と私の愛々傘。【短】
*君の好きな人*
しとしとと降り続ける雨。

地面の土を、激しい雨が打ち付ける。


あの日の創ちゃんの笑顔が頭に張り付いて消えない。

胸がざわざわして嫌な感じがする。


いつもなら、雨の日は嬉しくて気分だって良いのに。

今の私の心の中は、まるで窓の外のどんより曇っている空みたいだった。






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