【完】恋の太陽、愛の月
「お邪魔します!!」
俺の家に入ると元気よくあいさつをする太陽。
今日は家に誰もいない日だけど黙っておこう。
「オレンジジュースでいいか?」
「うん!さっすが咲夜!僕が甘いもの好きだってちゃんと分かってるよね!」
「・・・そりゃあ幼馴染だしな」
冷蔵庫からオレンジジュースと麦茶を取り出しコップにそれぞれ注ぐ。
「ソファ座ってろ。そこで話聞くから」
「了解♪」
飲み物を冷蔵庫にしまい、二つのコップを持って太陽の元へ向かう。
オレンジジュースを太陽に手渡してから俺も太陽の隣に座った。
一口麦茶を口に含む。
今日も蒸し暑いせいか喉が渇いていたけど、一気に潤った。
「もうすぐ夏休みだよね?咲夜たちも」
「そうだな」
「そっかそっか!僕もだよ」
「・・・夏休みにくればよかったのに。お前もしかして日帰りか?」
「そのつもり」
「日帰りか・・・。どうせなら俺の家泊まってけばいいのに」
「もう切符買ってあるから!」
「それならしょうがないけどさ」
太陽は一気にオレンジジュースを飲み干すと、コップを机の上に置き俺の方に向き直った。
「じゃあ、話すよ」