最後の龍の華





私が 各個人の分析をしていると







いつのまにか 無数にいた蛇が
もう 数えられるぐらいまでに
減っていた...















あの短時間で...
ここまで やるなんて思わなかった...






「...おい」






『...なに?』





「...お前...あいつをどうするつもりだ?」






『...何を聞いているのか
わからないんだけど....』










うそ...
本当はわかっている







でも わざととぼけてみる






「...あいつを 殺すのか...?」








わーお...
直球できた...!




『...さぁね...
もし 殺すって言ったらどうする?』





「...お前を全力で止める」







『...ふーん...
まぁ...期待しとくね...?』





後ろにいる皇帝に振り向き
にっこりと笑う







そして 手のひらに
黒い剣を作り出す...








『...じゃあ 私もういくから...四天王さんたちに お礼でも 言っといて...
助かった...ってね?』








そう言い残し
再度白蛇のもとに 向かう








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