最後の龍の華



「てめぇ...無視するとはいい度胸だな!!!!!!

黙ってないで なにか言えよ!!!!!!」










胸ぐらをつかみ
顔を近づけてくる


物凄く 叫んでいるので
なにかと 唾が飛んでくる



うぇー
汚い...








顔を歪めて 黙っていると...









「もう 我慢できねぇ!!制裁を加えてやる!!









咲き乱れよ!雷葉!!」












そう唱えた瞬間

ごつ男の手から
ピリピリした 雷が私に向かって襲ってきた




内心 物凄くあせったが...
冷静に分析し手のひらを
ごつ男に向け 唱える...










『....闇音ーヤミオンー...』











闇の衝撃波が
相手の雷を 打ち消し
相手を 気絶させた...











ふぅー...
こんなものかな...



一応 手加減をして
死なない程度にしたのだけども...



大丈夫かな?



うめき声も 出なかったしあまり苦しんでないはず
なんだけど...










倒れている相手に近寄り
息をしているか 確め

おでこに 手を当てる




後処理しないと
大変だ...





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