Rhapsody in Love 〜約束の場所〜
「だーって、こんなご飯出してくれるなんて、感激しちゃうよ。」
「わ、すごいおいしいよ。食べてごらんよ。」
「ホーント、おいしい!すごいね、先生!」
「すごい」の連発で、少々辟易ぎみのみのりだったが、一応褒め言葉のなのでありがたく受け取ることにした。
二人は女子ながらに旺盛な食欲を見せて、あっという間にぺろりと全部平らげた。
食事が終わって、紅茶を淹れながら、みのりは二人に話を振った。
「何か、生徒の中での話題で、面白い話はないの?」
「面白い話?」
二人はみのりを見て、それから顔を見合わせる。
「面白い話なら、学校の裏サイトとか見てみたら?いろいろ書いてあるよ。」
裏サイトと聞いて、みのりは苦い顔をして首を横に振った。そういうものがあるという存在は知っていたけど、見てみたことはない。
「いや、あれは。悪口とか書いてあるんでしょ?自分のこと『口うるさいオバサン』 とか書かれてたら嫌だから、見たくない。」
「まあ、確かに悪口はたくさん書いてあるかも…。でも、先生のことは書かれてないよ。それに、先生は純粋そうで、いい子ちゃんだから、あんなの見たら卒倒しちゃうかもね。」
――純粋そうで、いい子ちゃん……!?