ナンパ男との恋~最終章~
健二くんに送ってもらい

だいぶ酔いがさめてきた私は

真っ暗な部屋の明かりをつけようと
スイッチに手を伸ばした。


はずなのだけど・・・・


なぜか背後にいたはずの
輝樹に
そのまま手を引っ張られ
寝室のベッドへ
放り投げられるように
倒されてしまっている。


「輝樹・・・・?」


「あぁ?」


暗闇の中、うっすらと
輝樹の影が見えるけれど・・・


「電気を・・・」


「何で?」


何でって・・・


「何も見えないから・・・」


「俺は見えてるし」


私は、まだ
暗闇に目が慣れていないのだけど・・


「え?え!?な・・・っ!?」


私の戸惑う様子を楽しむように


服を脱がし始め


私の上に馬乗りになるように
輝樹の体重が
おなかへとかかってるおかげで身動きすらとれない。







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