恋の気持ち
「ねぇ!いい加減どいて?」




「チッ…しょがねーな」




…あれ?ずいぶん素直じゃない!




蓮は私から数歩下がった




私は急いで立ち上がり「じゃ、お先にね!」と言って蓮の横を通った




…するといきなり腕をつかまれグイッと蓮の方に引き寄せられた




「キャ…!」




私は、蓮に抱きしめられた




目の前には蓮の胸が広がっている




蓮は一瞬だけギュッと抱きしめて直ぐに私を解放してくれた




…え?




一瞬の出来事で何が何だか分からなかった




「急いでるんだろ?早く行けよ」




「う、ん…」





そう言って蓮から逃げるように学校へと駆け出した




私には、蓮の香水の香りが忘れずに鼻に残っていた
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