同居相手は黒猫くん




も、もしかして、

この子が刹(セツ)くん!?



鋭い目で睨まれ、私は固まってしまった。



って、





「だ、誰って……柴咲…比乃です…」





ドキドキしながらそう答えると、彼はふーんと私を観察するように見渡した。


それにしても……整った顔立ちだなぁ。






「……で、何」





彼は未だ警戒心たっぷりにこちらを睨んで吐き捨てるように言った。




「え、えっと……手伝おうと思って…」


「親父に言われたの?」


「いや…えと、自主的に…」




あ、でも具体的に言えば佐伯さんに言われて2階に来たのか。


なんて考えていると、彼は先程まで舐めていた棒付きキャンディを口から取り出した。





「遠慮しておく。自分の物他人にベタベタ触られたくないし」





……えっ!?




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