同居相手は黒猫くん



な、何それ!?

人がせっかく好意で言ってるのに!




ていうか、





「他人って!今日から私達姉弟なんだよ!?」


「知らね。お前が俺の姉とか認めたくねぇ」






……な!?





「ちょ、ちょっと!どういう意味!?」




私が騒ぐのを気にせず、彼はいきなりズイッと私に近寄った。





「な、何っーー」


「うるさい」






佐伯刹は、そう言って私に先程まで自分で舐めていたキャンディを私の口の中に突っ込んだ。





……突っ込んだ。





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