同居相手は黒猫くん





…もしかして、このことを分からせる為にみっちゃんは室谷先輩を…?


















「だから帰れ」


















刹は先輩を威嚇する。




先輩はアハハと笑いながら言う。
















「なんか俺とんだ当て馬じゃない?」




























いやほんとその通りですよね。


















みっちゃんはポンッと先輩の背中を叩いて頭を下げた。














…みっちゃんって時々行動がすごいよね。




















「まあまあー!二人が無事付き合えて良かったじゃないっすか。ってことで先輩教室までお送りするっす」
















慌てて飛んで来た佐久間くんはそう言って室谷先輩を連れ出してくれた。
















…え。




流れが早過ぎてついていけない。






< 263 / 283 >

この作品をシェア

pagetop