キミが笑えばそれでいい。






_______________














クリスマス当日(12月25日)












隆太と優奈は無事、昨日付き合うことになりました














私は、これでよかったの?と後悔ばっかりしてしまう……
















でも、隆太の幸せそうな顔を見ると…これでよかったなって思えちゃう
















私って…相当なバカなのかな?















……もう、バカでも何でもいっか?
















とにかく、おめでとう















お幸せに


















私はこれからも2人を見守っていきましょうか…











________________














ふぅ…と軽くため息をついて、いったんペンを置く

















…もう、自分じゃ何を書いているのか分からない

















涙で、ぐっちゃぐっちゃになった日記の字
















そして…そのとなりにもらったネックレス


























これを見て……また涙




















それでも、一生懸命にまたペンを持つ





















__________





















ねぇ?















隆太?



















隆太はすっごいバカヤローだよ?




















ネックレスの意味?みたいなのって知ってる?
















[首輪]



















って意味なんだよ?





















もう、自分以外のどこにも行くなって事


















男の人が女の人に上げるとそういう意味になるんだって











これは、ずっと前に隆太から聞いた話だよ?(笑)










なのに…彼女以外にこんなものあげちゃダメじゃん(笑)











もうさっそく浮気(笑)










もう、こんなに隆太がバカだから……私は隆太から逃げられないんだよ



















ずっと、好きな気持ちが消えないんだよ



















もうずっと、ずっと、好きだから



















キミの笑顔も



















キミの全てが
















_____________________


















涙が止まらない私は自分で「大丈夫、大丈夫」














と呟く

















その言葉は魔法のような言葉…

















でもまた、私の涙がどんどんとあふれちゃう

















そしてうまく笑えないけどニッコリと笑ってみる


















だから、隆太も私に向かって笑ってね?























優奈の次にでいいから_____私に笑って




















もう、私はキミの笑顔がないと生きていけないんじゃないの?










ってくらい隆太の笑った顔が大好きだから












見たいから












もう、笑顔依存症だね____?

























笑顔のためなら、なんだってできる気がするんだもの


























大好きだよ
< 7 / 7 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:6

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

とある悪女の物語。

総文字数/17,594

恋愛(キケン・ダーク)49ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「許さない」 この物語は 儚げに笑うとある悪女の物語。
送り主のない手紙

総文字数/1,913

その他5ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
   ついに郵便数が最盛期の三分の一を切った。 宅配便は三倍に膨れ上がっているのに、今や手書きの手紙など殆ど見かけない。 そんな時代に届いた、手紙。 真っ白な手紙。ただの白紙だけど、少女には特別な想いがあった。
甘美なキョウダイ

総文字数/36,591

恋愛(純愛)49ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
親の再婚で新しく兄妹になった二人は______とても美しかった。 誰も二人に踏み込めない程、美しかった。 「もう私の_____邪魔はしないで」 「俺が守るよ」 「……好きなんです」 さァ、今宵_____甘美で背徳的な愛に口づけを。 「愛してる」 そう、ただ。愛してる。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop