私に恋愛は必要ない!!
決めたけど....




次の日。


はぁ...。きっと今日柊は来る。


待ってみようと決めたけど、ちょっと会うのが気まづい。


「いってきまーす...」


そのままのテンションで登校した。


あー。会いたくない会いたくない。でも、会わないとなー。


「おい....」


急に声をかけられた。私は後ろを振り向く。


「よぉ...」


柊だった。


でも、私は全力で逃げる。


だって!まつって言ったけど!見ると昨日のこと思い出すし!!恥ずかしいし!
顔から火がでそう!!!


そのまま学校に向かった。


ガラッ!!


教室のとびらを全力で開ける。ちょっと早かったようでそこには一人の男子しかいなかった。


「あ、あれ?西條さん?なんかすっげぇ早くない?」


そこにいた男子とは野球部所属の一条春樹君だった。


私は初めて話す相手だったけど割とだれとでも話すのでいつもの調子で話した。


「い、いやぁ〜。ちょっとね〜。でも、一条君の方が早いじゃん!!いつもこの時間?」


「うーん。気分かな?」


「へーそうなんだー!私も気分で決めること多いんだよね!似たもの同士だね!!」


「そうだなー!でも、それって似ちゃいけなくね?」


「え?そうかな?」


そんな会話がみんながくるまで続いた。 意外と一条君は気さくで誰とでも仲良くできそうな人だった。


でも、まぁ私には関係ないか。


今は柊のことだし....。教室にいたから話しただけで....。


とりあえず、逃げるな。普通に普通。








はぁ......


今は昼休みです。因みに話せてません。全く普通にできません。ということで全部さけてます。


は、恥ずかしいし...これからもあるって!
話そう!話すぞー!おー!
私は一人でそいうことを心の中でしていた。




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