「じゃあ、結婚しようか」
お風呂上りの陽平さんは、髪がまだちょっと乾かしきれないところがあって、濡れていてセクシーだった。


私なんか、スッピンで陽平さんの前にいる。


傍からみたら、それこそ教師と生徒だよなあ、なんて感じつつ。


だけど、誰も見ていない。ここには私と陽平さんのふたりしかいない。


だから、ふたりなら何でもできる。
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