可愛い彼にはご注意を!
「からかわないでください!!
大体、貴方誰なんですか!?」
「え・・・?」
「私は昨日、会社の飲み会に参加していたんです。
それが朝起きたらこんな所にいてその・・・・・・や、ヤってしまっただなんて!!」
私には信じられません!!と言って私は痛い体を無視して何とか立ち上がった。
そして辺りに散らばった服をかき集め猛スピードで着替えた。
「俺の名前、聞かないの?」
着替えている最中に彼がそんなことを言ってきて私は彼を見た。
「聞きません!お互い何も無かったことにしましょう!!」
そう私は叫んで部屋を出て行った。
外に出て気づいたけど、この部屋はこの辺りで最高級のホテルの一室で私には一生縁の無い場所だった。
どうやら、相手の男の人はお金持ちだったみたいです。
そんなことを暢気に思いながら私は遅刻しないように会社に行くのだった。
この後、何が起こるかも知らずに・・・・・・。