可愛い彼にはご注意を!
「え、あ、あの!」
ジタバタと動く柚亜。
でも、逃がしたくなんかなくて少しだけ強引に抱きしめる。
ごめんね、こんな形で抱きしめて・・・。
でも、あまりにも柚亜が綺麗だからいけないんだよ。
そう思いながら抱きしめていると、しばらくして柚亜が大人しくなった。
「抵抗しないの?」
「しても無駄って分かりました・・・///」
「へぇ・・・ならこういうことしてもいいの?」
クスッと笑って俺は柚亜の首筋に吸い付いた。
「あっ、ん・・・///」
少しだけの息遣いと柚亜の甘い吐息が耳をくすぐる。
そんな反応をもっと見たくて少しだけ強く吸う。
「っ・・・駄目っ///」
ピクッと反応しながら否定する柚亜。
もっとこうしていたいけどこれ以上は駄目かなと思って唇を離すと真っ赤な顔をした柚亜が俺の顔を睨んできた。
「そんな顔しても可愛いだけだよ。」
「っ、急に何をするんですか!?」
「あまりにも柚亜が可愛かったから印を付けとこうと思って・・・。」
スッと柚亜の首筋をなぞる。
そこには、赤く咲いた華が一つだけあった。