True〜新選組と消えた記憶〜
薫「……………私が何も言わなくても土方さん、気付いてるんじゃん。」
土「あのなぁ、薫。そんなんにも気付けなかったら新選組副長なんてやれねぇよ。」
呆れた目で自分を見てくる土方に、薫は落胆した。
どうやら薫は、他の人より随分と隠し事をすることが苦手のようだ。
………と言うより、顔に何でも出てしまうのだが。
薫は、土方の視線から逃げるように布団を頭まで被った。
すると、土方は薫に近付き布団の上からあやすかのように数回叩いた。
一一一一一ぽん………ぽん………
すると、薫は知らぬ間に再び夢の中に旅立っていった。