True〜新選組と消えた記憶〜
一一一一一がらがら
土「ふぅ、これで少しは肩の荷が下りたか。………ん?」
薫「すぅ………すぅ………」
土方が襖を開けると、必然的に部屋の中が見える。
棚の上では猫が毛繕いをしている。
目の前では、薫が布団で寝ている。
……………ここまでは良かった。
部屋を見渡した時、土方は呆然とした。
片付けが途中で止まっているのだ。
勿論、土方が出掛ける前より綺麗にはなっている。
しかし紙束は固めてあり、土方の机の上にも大量の紙と箱。
掃除は、この部屋に道具がないから無理だったのだろう。