True〜新選組と消えた記憶〜




そう言う郁は、酷く哀しげに眉を下げた。


そして顔を俯かせると、肩を少し震わせた。





土「………かお一一一一一
郁「私は郁だ、薫じゃない!!旅人でもない………仲間でもない………。私は………お前らの敵なんだ!!!!」





郁は叫ぶと、土方と新八を睨み付けた。


そんな郁を見た2人は、言葉を失った。





土方と新八の目の前にいるのは、薫の姿をした郁。


2人の知っている薫の影は、欠片もなくなっていたのだ。





土方と新八が言葉を失っている目の前で、尚も叫んでいる郁。


そこで土方は、苦渋の決断をすることにした。




< 258 / 310 >

この作品をシェア

pagetop