LOVE School Life Ⅰ【完結】
よく行くラーメン屋が駅前にあるらしく、私は三人に付いて行く。
駅前まで歩きながら、反対側の道路にふっと視線をやると、そこには瞬がいた。
話に夢中になってる三人は気付いていない。
間違いなく、あれは瞬だ。
隣には見た事ない、派手な女の人。
「………」
瞬の後ろ姿を目で追いかけるも、すぐに瞬とその女の人は路地に曲がって行き、姿が見えなくなってしまった。
思わず、立ち止まる私。
「どうした?愛ちゃん」
隣にいた秋人が私に声をかける。
それで我に返った私は、慌てて手を振り「何でもない!」と言った。
秋人は少し不思議そうにしてたが、すぐに会話が始まり、私も瞬の事は頭からなくなっていた。
三人がよく行くラーメン屋に到着して、狭い店内に入る。
注文を終えるとこれからどうしようかって話をする。
「食べた後、解散ってのも寂しくね?」
「そうだね」
結城がそう話すのに、秋人も賛同する。
何故か、ここでも私の隣は秋人だ。
それも、自然と。