Believed.


20××.冬



『ごめん…』


突然の颯太からの一言だった。

元カノの方がよかったらしい。
もとに戻りたいらしい。



『身体が欲しかったんじゃない』
『琴音のこと本当に好きだった』



その二言。信じてたよ。
本気で信じてた。


『これからも友達な!親友だ!』


まだ好きだった私にとって
これ以上の言葉はなかった。

"そばにいたかった"




どんな関係でも…………
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