いつか見つけてね。
顔を真っ赤にしながら怒っても、濱野さんは

「ごめん、ごめん。」

って全く悪気もない。

「約束だろ?

だから、今日は一緒な。」

そういわれて泣く泣く承知した。

その代わり、いっぱい食べてやるんだって。



少し気を落ち着けてから部屋を見回すと、大きな窓からは外がパノラマのように見えてきれい。

濱野さんはソファーについてのん気にコーヒーを飲んでいる。


足を組んでただ座っているだけなのに、さまになってる。

ちょっとかっこいいと思ってしまった。



私が見ると、

「一緒に座るか?」

って、隣を見るから

「ケーキとってきます。」

ぷいっとテーブルに戻った。




ダイニングテーブルに座っていると、後ろからフワッと抱きしめられた。

「美穂、

そんなに食べるとディナーはいらないぞ。


散歩でも行くか?

それとも、もっとここにいる?」


と耳元で囁かれるからドキッとした。

そして、彼の顔を見ると、ん?ってどうするって聞かれてるみたいに

だから、

散歩、と頷いた。


一緒にこのままいると恥ずかしくて意識してしまう。


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