sweet memory ~奏大side~



それから午後一で新プロジェクトの顔合わせがあった。
もちろん、そこには野上麻衣の姿もあった。


その姿を確認した奏大は、不機嫌を露わにした。




今日は、新プロジェクトを進めるにあたっての顔合わせと、お互いの会社の意思疎通を図ることを目的として集まっていた。
そのため、あまり長引くことなく、スムーズに会議が終わった。



会議が終わると、皆そそくさと会議室から出て行った。
奏大も席を立ち、創と共に副社長室へと戻ろうとしていた。
そんな奏大を野上麻衣が止めたのであった。



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