Sweet Room~貴方との時間~【完結】
「うん。あの、鍵も一緒にいかがですか?」
一瞬、固まった涼太が「いいのか?」と聞き返してきた。
「うん。涼太に合鍵持ってて欲しい。お互いに忙しいし、こうやって2人で過ごす時間がほしいし」
前から合い鍵を渡したいと思っていたけれど、渡すタイミングがなかった。
「そうだな。今度、俺の部屋の合鍵も渡すな」
「それはダメだよ」
私がすかさず言うと「何で?」という顔でこっちを見てくる。
「涼太の家は、お父さんやお姉さんの帰ってくる場所じゃない」
一人暮らしとは言え実家には変わらない。宏実さんだって時々来るんだし、彼女でもそれは絶対に駄目でしょ。
「父さんが急に帰ってくることはないよ。あの家は、最初、姉ちゃんたちが住む予定だったんだけど、今、住んでいるマンションの方が会社から近いからって、その話がなくなったんだよ。渋々、俺が住んでるの。その代わり、父さんが帰ってくるときは事前に連絡を絶対条件にしてるから」
それでもやっぱり駄目でしょ。もし、私が1人のときに涼太のお父さんと初対面なんて耐えきれない。
一瞬、固まった涼太が「いいのか?」と聞き返してきた。
「うん。涼太に合鍵持ってて欲しい。お互いに忙しいし、こうやって2人で過ごす時間がほしいし」
前から合い鍵を渡したいと思っていたけれど、渡すタイミングがなかった。
「そうだな。今度、俺の部屋の合鍵も渡すな」
「それはダメだよ」
私がすかさず言うと「何で?」という顔でこっちを見てくる。
「涼太の家は、お父さんやお姉さんの帰ってくる場所じゃない」
一人暮らしとは言え実家には変わらない。宏実さんだって時々来るんだし、彼女でもそれは絶対に駄目でしょ。
「父さんが急に帰ってくることはないよ。あの家は、最初、姉ちゃんたちが住む予定だったんだけど、今、住んでいるマンションの方が会社から近いからって、その話がなくなったんだよ。渋々、俺が住んでるの。その代わり、父さんが帰ってくるときは事前に連絡を絶対条件にしてるから」
それでもやっぱり駄目でしょ。もし、私が1人のときに涼太のお父さんと初対面なんて耐えきれない。