プラチナブロンドに愛されて!!



「こんにちは。今日はよろしくお願いします」

ホテル・リッチモンドの衣装部門に顔を出して、マドモアゼル・ロランから聞いている好みのデザインと色と彼女のスタイルや雰囲気等を伝えて何点かこちらからドレスをチョイスしておく。

最後に決めるのは花嫁さんだけど、あまりに数が多いから目移りして中々決められない場合が多い。

今回は挙式用と披露宴のお色直し用の二点だからまだ助かるけど。

それでも衣装部門のスタッフ二人と私の三人でも絞るのにかなりの時間を要した。

ドレスだけでなくヘッドドレスにウェディングベールにティアラ等のアクセサリーや靴等かなりあるのよね。

それに衣裳にあうウェディングブーケとブートニアの写真も用意して。

「これくらいでいいでしょうか?」

「そうですね。後は花嫁様次第ですね」

「はい」

ふぅ~

綺麗な衣裳やアクセサリーを見るのは嬉しいけれど、あまりにも数が多すぎるのも考えものね。

今回はウェディングドレスだけど、和装ならもっと大変だわ。

これに白無垢と打ち掛けが入ると。

つくづく結婚式って大変だなと思っちゃう。

でも一生に一回のことなんだもん。

花嫁さんを飛びきり綺麗に幸せにしてあげたい。

もちろん花婿さんも。

花嫁花婿さんだけじゃなくご両親も出席して下さるゲストが笑顔でいれる結婚式に。



< 101 / 126 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop