プラチナブロンドに愛されて!!



「冬真、いいお式にしようね」

「あぁ。何かすることがあったら言ってくれ」

「うん、ありがとう。なんたって今回が初めて一人でやるんだもん。頑張るわよ」

「えっ?琴、初めてって…一人立ちつうかプランナーデビュー?」

「あ、うん」

まだ冬真には話してなかったっけ。

「そっか。琴のデビューに立ち会えるのは嬉しいな。俺も出来るだけ協力するから本当に何でも言ってくれよ」

冬真が嬉しそうに

「琴、おめでとう」

「キ、キャッ!冬真離しなさい」

いきなり抱き着いてきた。

「あ、ごめん。つい癖で」

「ここはイギリスじゃないんだからね」

『つい癖で』って…

確かにハグは海外では当たり前だけど…

冬真…

誰でも構わずハグしてたのかしら。

「琴」

平気で頬やおでこにキスするのも日常茶飯事ってこと?

「琴」

私が一人騒いでるって言うか意識してるの?

「おい、琴」

えっ?

「どうしたんだよ?怖い顔をして」

えっ?

私、怖い顔してた?

「具合でも悪いのか?」

心配そうに私の顔を覗き込む。

「ううん、大丈夫だよ。お式のことを考えてた」

「そっか。あんまり無理すんなよ。あのカップル以外の式も受け持ってんだから」

私の頭をポンポンと。

「うん、ありがとう」

なんだか年下になったような気分。


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