プラチナブロンドに愛されて!!



山野様との打ち合わせも無事に済みスタッフルームに戻ると

「先ほどはしゃしゃり出たことを致しまして申し訳ありません」

冬真が待っていて有坂さんと私に謝る。

「いえ、こちらこそ助かりました。マドモアゼル・ロランも言葉が通じるホテルスタッフがいると安心されてました」

「そうですか。それならば宜しいのですが。あ、改めまして当ホテルの佐倉と申します」

有坂さんに名刺を差し出す。

「『エタニティ・ブライダル』の有坂です」

有坂さんも名刺を。

て、ことは…

「同じく白城です」

私も慌てて名刺を渡しかけると

「白城さん、貴女が渡すことはないでしょ、今更」

えっ?

有坂さんを見るとおかしそうに笑いながら

「朝、佐倉さんに送ってもらったのを見たわよ」

「……」

有坂さんも見てたのね。

「えっと…白城さんの『幼馴染み』でしたかしら?」

有坂さん『幼馴染み』を強調しないで下さい。


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