サクセスラブを この手に
私は高校の時、紘くんと付き合っていた。

まさか、こんな所で会うなんて

と思いながら彼と階下の医務室へ向かった。

「紘くん、座談会に出席できなくてごめんなさい。」

「あっちは問題ないよ。

市販薬のパッケージのデザインとかをアンケートするだけだから。」

「そう、私、いいのかしら?横になっても。」

「休んだ方がいい。何か飲む?持ってくるよ。」

「じゃあ、温かい緑茶をお願いしてもいい?」

「OK。待ってて。」

私は服を脱いでガウンをはおり

医務室のベッドに横になった。

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