ムーンウォッチャーズ
ハァ・・・ったく。


大輔と琉希は、年増ー♪年増ー♪って変な踊りしてるし。



漫才師でも年増でもないんだからね!!!






「とにかくさ!月見ない?」


この話を打ち切るべく、さっきと同じような事を繰り返せば。




「みーちゃん、なんで月なの?」


ゆー君がコテンと可愛く首を傾げた。

この子はあたしより女子力が高いかもしれない・・・。


いつものごとくショックを受けつつも、あたしは笑顔で説明する。




「月がね、満月で綺麗で・・・優しく、あたし達を照らしてくれてるから。」



あたしの言葉に、皆が一斉に月を見た。




「・・・・・・ホント、綺麗。」


静ちゃんが、呟くように言って、微笑んだ。



哲が、空を見上げた後、あたしを見てくしゃっと笑った。


「美里。ホントに優しく照らしてくれてんな、月。」


「う、うん!そうでしょ?」



哲の笑顔に一瞬ドキッとしたのは、内緒だ。


そして、桃ちゃんが素敵な事を言い出してくれた。




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