冷たい君に恋してます!


何分か歩いたところでゲーセンについた。


「ねぇ!私プリ撮りたい!」

「はぁ!?別に…いいけど」

「やったぁ〜」

私達はプリを撮った。


そして…最後の一枚…


「ねぇ、」

「ん…?」

ちゅっ

カシャッ

「なっ!」

「キスプリー!」

キスプリだ…

めっちゃ恥ずい。


「もうっ!まぁいいけどさ」

そして落書きをしてあとは色々まわった。



そして
「どこか行きたい場所あるか?」

「ううん。もうないよ」

「じゃああそこの公園で話さないか?」

「うん。わかった」

なんだろう…?


……





「俺と















別れて…」


「え?」


なにが起こったの?


別れてって…



「なんで…?」

「俺、春香のことなんて好きじゃねぇーし。それに…まだ彩香のことが好きだったんだ。だから遊んでて悪かったな」


「うそ…でしょ?」

「本当だよ。信じろよ」

「うっ…うそだ…ひっく…」

「ごめん。泣いてもその涙拭いてあげることはもうできない。だから…じゃあな。」


もう私の涙は拭いてくれないの?

抱きしめてくれないの…?


ねぇ…苦しいよ。



守ってよ…




「大好きだ」って言ってよ。


キスしてよ。


もっと一緒にいたかったよ。



でも別れなくちゃいけないんだよね。


うぅ。とても辛いよ。






< 66 / 118 >

この作品をシェア

pagetop