ラベンダーと星空の約束
話し込んでいる内に食堂の混雑は解消され、カウンター前はガラ空きだった。
流星はまだカラオケについて話してくる。
「ねぇねぇ、本当にカラオケ行くの?」
「うん。
だって約束しちゃったし」
「止めた方がいいと思うけどなー…
そうだ! ゆかりちゃん何組?」
「B組だけど…何?」
「何でもなーい!
あっ慶子さーん、A定食2つ!唐揚げ一個サービスして〜」
流星は調理場で唐揚げを揚げている、おばちゃんに声を掛けていた。
慶子さん?
え…慶子さんて……
「今日はちゃんと食券買ったんだろうね?
もうツケは御免だよ?」
「もち食券ありまーす!
だから唐揚げサービス〜」
「まったく、この子は調子がいいんだから」