お前むかつくねん②~人生かけて恋愛するばい
篠田と待ち合わせのいつもの公園に向かうのも、いつもみたいに軽い足どりでなかった
篠田が先に来て待っててくれた
篠田を見たら、なんかほっとして、小走りで駆け寄って、抱きついてしまった
『…どした?』
篠田は、優しく抱きしめてくれた
しばらく篠田は何も聞かず、ただ頭を撫でながら、抱きしめてくれた
『ごめんね』
『いいよ。大丈夫か?』
『うん』
そして、私は琢磨の話しをした