幼馴染の不器用な恋



「美保と付き合えてよかったよ、本当に楽しかった。ありがとう。だから、俺のことはもういいよ。そいつのとこ行って美保の気持ち、伝えて来い」



私の背中を押してくれる、夏貴に



少し涙が出た。



私は幸せ者だったんだなって感じたから。



きっと、優しい夏貴だからこそ出来る心遣い。



だから、振り向かずに行くよ。





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