情熱のラブ・  フォルテシモ
私は来月のニューイヤーコンサートが終わったら

ジョシュのバースデーパーティーがあるとラリーに聞いていたので

今から彼へのプレゼントに頭を悩ませていた。

19歳と言えば何をプレゼントされたら喜んでもらえるのか

全く見当がつかなかった。

それにラリーのオフィスとの契約も来月末で切れる。

引き続き更新になるのか、日本へ帰れるのかも未定だった。

「はぁ~。」

「何ため息ついてるの、田原がかまってくれないから?」

「ジョシュ、私をいじめて楽しむなんて悪趣味よ。」

「心外だな。僕は君の想いを知っているから、僕なりに慰めようと思って言っているだけだよ。まっ、ちょっぴりからかいも含まれているかもしれないけど。」

私はそう言うジョシュと笑い合った。

そこへ田原マネージャーが声をかけてきた。

「二人とも仲良いな。まるでルームメイトみたいだ。」

「田原は何もわかっちゃいないのさ。幸せな男だね。」

ジョシュは小声でそう言った。

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