闇の中の月姫
ブルンブルルルン
やっぱり暴走族だけあって、とばすね。
多分、時速120キロはでてる。
っていっても星月の時の方が全然早いけどね。
心地よい風があたっていて、気持ちよかった。
『久しぶりだな』
まるで星月の仲間と夜の暴走の日みたいだ。
ねぇ、美紀姉。
私、本当に信じちゃったの。
ここまで、仲間って思ってくれるの久しぶりだから。
それだけでもう幸せなの。
美紀姉………約束は果たすから。
見守っていてくれる?