First Love
―――


一言で言い表すとしたらならば、

ドッカーンとかの擬音語を使うべきなんだろう。


そんな騒音の中で、

一人の女性が陣をまとめ、

銃を構えた。


「さすがですぞ、アイ隊長。」

「けれど、少し敵軍が多いわ。」

「そうですな。

だが、アイ隊長であるなら、

ここの領域は守られましたでしょう。」


「視える」光の世界と

彼女の「裏」に「見える」世界とは、

相反するものであり、

また、彼女にとって、

大きく食い違いすぎていたのだった。


彼女は銃をおろし、

つかの間の休息を取るかのように、

「世界」を見せてくれる「それ」をはずした。
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