真白な彼女
ん。
眩しさのあまりに私は目を閉じた。
少しづつ開いて行く扉の隙間から射し込む光のせいだ。
扉が開くと徐々に光は強くなって私の目を晦ます。
どうやら夕陽が丁度射し込んでいたみた いで、私達はその事にしか意識を集 部屋の向こう側の壁は全部窓張りになっているみたいで、日中は電気が無くても明るい部屋なのだと思うほどのイメージだ。
まだ目が慣れず、光の中を探るように見つめる。
そのさなか確かに聞こえた声。
何とも不安で訝しげな。
何処かで聞いたような声。
『あぁ……ようやく来たかぁ』