私と年上男とルームシェア




「あーかね!」


ちょうど香澄ちゃんが通りかかった




「あっ、香澄ちゃ…」



「香澄!?」


私の言葉を勇志くんが遮った




「ええ!?勇志!?」


香澄ちゃんも驚いていた

しっ、知り合い!?




「香澄ちゃんと勇志くん知り合い?」



「えっと、私と勇志は同じ高校で…女バスと男バス」


香澄ちゃんは指を差しながら説明した

同じ高校…!?


偶然の再会を果たした私たちは、食堂にお昼を食べに行った




「でもまさか、勇志がS大にね…やっぱりバスケ?」


ウーロン茶を片手に香澄ちゃんが勇志くんに言った


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