私と年上男とルームシェア




「ああ、くそ…なんでこうガキなんだよ、俺」


亮太さんがこんなことを言っていたなんて、私は知らなかった



少し経ってから玄関が閉まる音がした


自分の部屋の窓から下を見ていると、亮太さんは車で行ってしまった


私も用意しよう…



そして、気づけば出なければいけない時間になっていた


待ち合わせの駅に行くと、勇志くんを見つけた




「ねえ、あの人かっこいい」



「ほんとだ。ひとりかな?」


近くを通った女の子が勇志くんを見ながら話していた


さすが勇志くん…
さわやかイケメンだもんね


亮太さんといい、勇志くんといい…
2人の家系は美形揃いなんだろうなあ


って、亮太さんのことは考えない…


ずるずる引きずるつもりはないのに、けっこうなダメージだったのかもしれない


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