好きなもんは好き。






「照ちゃんは?今何部に入ってんの?」





そのまま慣れきったダイニングに座って向かいにいる照ちゃんに話しかける。




「バスケ部。」と答えた照ちゃんが持ってきてくれたのは苺パフェ。





…苺パフェ!!!?!?





「いいの?!照ちゃん苺パフェなんて!!!!いただいちゃっていいの!!!?」




「別にいい。母さんがまた作ったやつだし。舞香にあげてって言われてたし。」





ああ、そう言えば照ちゃんのお母さんお菓子作り大好きだよね…。





てか舞香にあげてって言われたって照ちゃんどう考えてもあたしに届けるの面倒くさかったよね?





舞香きたから届けなくていいやラッキーみたいなテンションだったよね!バレてる!バレてるよ照ちゃん!!






「別に舞香に届けるの面倒くさかったわけじゃないよ?」




「ねえそれ本音だよね?もう一回言うね?本音だよね?」




「まあ乗り気だったかというと嘘になる。恭平に届けさせようと思ってたし。」





あ、もはやお兄様をパシろうと?





さすが照ちゃんもう年上をパシることになんも遠慮がないよね!!





「てか照ちゃんバスケ部なんだね…」




「話がいきなり戻りすぎてついて行けない。」






いやもうなんか照ちゃんさすがだね、チャンチャンめでたしってことで別の話題行きたい。






もう舞香さん照ちゃんの王様っぷりはわかったからさ。






ってわけで話は戻る。






照ちゃんバスケ部なのか〜!!





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